項目定義ファイル †
弊社のシステムで使用されている、項目定義用CSVファイルのフォーマットについて説明しています。
システムはこの項目定義ファイルを用い、データベースへの登録を行います。
項目定義ファイルは以下の場所に格納されています。
格納場所 | ファイル種別 | ファイルの説明 |
./lst/ | *.csv | システム用の項目定義データファイル |
項目定義ファイルの例 †
項目定義ファイルは以下のような形式で記述されています。
例) 求人サイト構築システム:求人企業ユーザー定義(./lst/cuser.csv)
A列 | B列 | C列 | D列 | E列 | F列 |
フィールド名 | データ型 | データ長 | 登録時必須チェック | 編集時必須チェック | 入力内容チェック |
各列の入力ルール'' †
各行の各列に入力ルールに従って設定を記述します。
※全て半角英数字で入力します。
- A列=フィールド名の入力ルール
- 自由にフィールド名を入力します。
同一ファイル内でフィールド名は重複してはいけません。
※shadow_id、delete_keyのフィールド名は使用しないで下さい。
- B列=データ型の入力ルール
- 以下のようにデータ型を入力します。
データ型 | 説明 |
string | データは文字列で格納されます(最大長無し) |
char | データは固定長の文字列で格納されます |
varchar | データは可変長の文字列で格納されます(最大長有り) |
int | データは整数で格納されます |
double | データは浮動小数点数で格納されます |
boolean | データは論理値で格納されます |
image | データは画像で格納されます |
timestamp | データはタイムスタンプで格納されます |
- C列=文字列の固定長又は最大長
- 文字列の長さを入力します。
DBの最大文字数を制限する場合はフォームの最大値制限をそれ以下になるように設定してください。
よく分からない方は全てstringを指定してください。
- D列=登録時必須チェック
- データの登録時に必須チェックを行う場合はNullを入力します。
又、Null以外に「/(スラッシュ)」で区切り指定することで、以下のチェックを行う事ができます。
記述 | 説明 |
Nullset:フィールド名 | エラー時に出力されるメッセージを指定したフィールド名と共有します 例) Nullset:zip1 このように指定した行のデータは、zip1で設定されたエラーメッセージが出力されます。 |
Intable:テーブル名 | 指定したテーブルにIDが存在しているかをチェックします。 例) Intable:prefectures 入力されたデータがprefectures(テーブル)のid(フィールド名・カラム)に存在するかどうかをチェック |
Mail | メールアドレスの整合性チェック 「~@~.~」など 例) Null/Mail 入力と入力形式をチェック |
MailDup | メールアドレスの重複チェックを行う 例) Null/Mail/MailDup 入力と入力形式、未使用のメールアドレスかをチェック |
Pass:pass2 | pass1との入力内容の一致チェックを行う |
Duplication | 重複チェックを行う |
Uri | URIの整合性チェック |
※その他 | 各パッケージごとに固有のチェック方式が存在する場合があります。 |
- E列=編集時必須チェック
- データの編集時に必須チェックを行う場合はNullを入力します。
又、C列と同様、Null以外に「/(スラッシュ)」で区切り指定することで、同じようにチェックを行う事ができます。
- F列=入力内容チェック
- 入力されたデータの整合性をチェックする為の正規表現を入力します。