候補選択形式(外) †候補選択形式とは、二つ以上の候補から選択して登録するフォームパーツ全般を指します。
候補選択形式(外)は、その中でも沢山の候補を持っているフォームパーツの作成に役立ちます。 候補選択形式(内)と異なる大きな点は、候補のリストを外部のデータベースに持っている点です。 今回は例として、求職者の登録情報に希望職種という項目を追加します。 デザインテンプレートを開く †まず、項目を追加したいページのテンプレートを開きます。 jobsystem/template/pc/nUser/Regist_2.html 上記のテンプレートは、未ログイン時に以下のURLから表示されるページの次のページです。 設置先のURL/regist.php?type=nUser 候補リストのデータベースを用意する(項目データベース) †希望職種などの候補のリストを、指定のデータベース形式にします。 ※今回はパッケージに標準で持っているデータベースを使用します。 作成したデータベースは、以下の場所に保存しておきます。 jobsystem/tdb/*.csv そして、今回の項目追加で使用するデータベースは以下の物です。 ※職種のデータベース jobsystem/tdb/job_type.csv このデータベースをそのまま使用していきます。 デザイン上に項目を追加する †まず、デザイン上に項目を追加しましょう。 チェックボックス †上の画像のようなチェックボックスを表示する為には、 <!--# code tableCheckForm job_type job_type name id <br\ /> #--> このコマンドコメントは以下のような意味を持つものです。
※他にも使用できる引数がありますが、ここでは省略しています。 ラジオボタン †チェックボックスで書いたコマンドコメントを少し修正すると簡単にラジオボタンに変更できます。 <!--# code tableCheckForm job_type job_type name id <br\ /> #--> このコマンドコメントを以下のように修正して下さい。 <!--# code tableRadioForm job_type job_type name id <br\ /> OC001 #-->
この修正を行うと、ラジオボタンで表示されるようになります。 セレクトボックス †セレクトボックスで表示する際にも、これまでと似た以下のコマンドコメントを記述します。 <!--# code tableSelectForm job_type job_type name id 選択して下さい #--> チェックボックス、ラジオボタン、セレクトボックスの形式を上手く使い分けましょう。 それでは、選択されたデータを実際にデータベースに登録できるようにしましょう。 データを格納するフィールドを設定する †まずは、フィールドの設定を行います。 以下のファイルを開いてください。 jobsystem/lst/nuser.csv 今回も、登録フォームの2ステップ目で必須チェック、編集時にも必須チェックを行います。 A列にフィールド名「job_type」を、 ※今回の例では、必ず一番最後の行に追加してください。 これを保存し、FTPで以下の場所に上書きアップロードします。 設置先のURL/lst/nuser.csv アップロードが終わったら、tool.phpにアクセスしパスワードを入力し認証を行って下さい。 このままnUserのインポートをクリックすると、データが初期化(又は前回のエクスポート時点にロールバック)されてしまいます。
※項目を最後に追加する形を取っていない場合は、エクスポート後にCSVをダウンロードし、編集する必要があります 必須入力エラーを設定する †必須入力エラーの設定は、テキストエリア形式の同項目を参考にして下さい。 データを表示する †これまでの手順で、データを登録する事が出来るようになりました。 まず、登録内容の確認ページでデータを表示させる必要があります。 jobsystem/template/pc/nUser/RegistCheck.html ※求職者の登録内容の確認ページ 登録データを表示する為のコマンドコメントを書いてみましょう。 <!--# value job_type #--> このコマンドコメントでデータを表示した場合、下の画像のようになります。 このコマンドコメントの出力結果は正しいものですが、実際に表示したいデータは下の画像のような職種名です。 データの登録時には項目DBのidフィールドに格納されているデータを登録しています。 そこで、登録データ(OC001,OC002)を元に、項目DBのnameフィールドの文字列に置換して表示します。 <!--# arrayAlias job_type job_type id name <br\ /> #-->
チェックボックス、セレクトボックスで登録した複数のデータの表示はこのコマンドコメントを使用します。 ラジオボタンで登録した単一データの検索置換表示は以下のコマンドコメントを使用することが望ましいです。 <!--# alias job_type job_type id name #--> これで、登録したデータを正しく表示する事ができました。 候補選択形式(外)を持った項目の追加と、データの表示は上手くいきましたか? |